官能検査と限度見本

 

現在、品質特性を測定するために、さまざまな検査方法が実施されています。
測定器で測定する方法ではなく、人間が行う検査「官能検査」について説明します。

 

官能検査とは

数値だけでは良品の判定が難しいものについて、人間の五管により検査することです。

五管とは人間の官能である「目・耳・鼻・舌・皮膚」を使い、「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚」で測定することです。

 

官能検査は人の感覚で行うもので、人によって差が出てしまいます。そこで一定の「ものさし」が必要になってきます。

限度見本

定量的な測定が困難な場合は、視覚による検査として、一般的に限度見本との比較によって官能検査が行われます。

限度見本は、
良品か不良品かの品質の限度を示した見本です。

たとえば塗装した表面の外観検査など、官能検査になりますが、小さい傷、色、光沢など見本によるものさしがないと判定できないことになります。