BOM(部品表)の整備
BOM(Bills of Material):部品表とは、品目情報と製品構成からなる製品のマスターデータです。
どのような部品や材料がどのように構成されているかを表す最も重要な基準情報です。
BOMは業種業態や工場・製品などの違いによって個別の形態を持ちます。また、企画・構想、設計・開発、営業、購買、生産、メンテナンスなどの製品の全ライフサイクルに渡って特徴を持ちます。
日本の製造業のBOM(部品表)システムは、MRPによる資材調達系の仕組みを中心に「調達BOM」が発達した経緯があります。
その「調達BOM」の対極として「技術系BOM(設計部品表)」が未整備な企業も多く見受けられます。
設計成果物管理としてのPDM(Product Data Management)システムを製品仕様の管理システムとして活用しようとする傾向もあります。(かなり無理な話ですが)これは設計開発業務の効率化を目的とした限定的なシステムです。
統合データベースでBOMを一元管理する。理想ですね。昔から言われていることですが完全に実現できている企業を見たことはありません。その理由ってなんでしょう?
BOM活用の局面において、データの切り口・単位・くくり・粒度などが異なっていることが一つの理由です。また、状況や目的によってデータを変更し反映するタイミングが違う。なども理由となります。
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