生産管理

生産計画について


製造メーカーでは、「生産計画」が非常に重要な役割を担う。


販売部門から、生産計画の基礎資料として、販売計画が提供されます。

生産管理は、販売計画を基礎として、生産を組立て生産計画を立案します。

財務部門は、販売計画、生産計画をもとに財務計画を作成します。よって、生産計画は単に生産部門だけの計画であってはなりません。


現実には、生産計画を遂行にあたって、さまざまな問題が発生し、調整が必要になります。

・生産計画に「ムダ・ムラ・ムリ」が発生していないか?
・製品機種での在庫の品切れ、過剰在庫のばらつき
・販売計画のくるいによる在庫の増減、それによる資金不足
・増産対応のための要員不足、外注管理
・生産計画作成段階でのつめの甘さ、環境の変化など
課題・やることはいろいろあります。

現実は、計画通りいくという場合が、現実には少ないのです。

かといって、基本となる生産計画は重要であることは間違いありません。生産計画という「ものさし」として管理する上で重要な役割を担います。

 

生産計画の種類

生産計画は計画期間によって長期・中期・短期に区別される。

また、計画の性質によって構造計画・活動計画に分けることもある。 

製造部門の立場から、大日程計画・中日程計画・小日程計画に分けることもあります。  中、長期計画は企業の戦略計画が中心になる。

 

 

生産計画の流れ

1.在庫水準、生産率、労働力、設備能力を前提として
(1)見込生産では、需要予測情報
(2)受注生産では、受注情報、経営戦略情報 これをもとに生産計画を立てます。

2.必要な諸資源(人、物、金)
RRP(Resource Requirements Planning:資源所要量計画)

3.何を、何時までに、いくつ作るか?
MPS(Master Production Schedule:基準生産日程計画)

4.いつまでにどのくらいの資材を手配したらいいのか?
MRP(Material Requirements Planning:資材所要量計画)

5.作るのに必要な操業日数、作業者、残業時間などを、
CRP(Capacity Requirements Planning:能力所要量計画)

このような流れでチェックされていきます。


 

 


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