在庫管理


生産管理として、在庫管理の機能は、在庫数量などの精度を上げ、維持することが重要になります。

理論上の在庫数(システム上の在庫数)と現品がリアルタイムに一致していなければなりません。当然のことでもありますが、以外なことに一致していない会社も多いのが現実です。

生産管理では、在庫は流れとして捉えていますから、「入庫」と「出庫」の差が在庫であると考えています。ですから、受け払いがしっかり記録されていたら在庫は把握できていることになります。
 

経営上、財務会計・原価計算・原価管理からの観点で見ると「在庫」は大きな影響があります。在庫が多い少ないという観点です。在庫は、資金が回転しない(売上、入金とならない)こと在庫維持費用というコストがかかることなど、経営上の影響は多いです。

それから、長期在庫→不良在庫→廃却在庫という運命になることに注意は必要です。
維持費用の他に廃棄費用までかかってしまうことになると大きな損失になります。

そのことから、在庫を最小限にする取り組みの必要性が生じます。在庫が少なければお客さんが欲しい時に提供できないとなると売り逃しの機会損失が生じます。この機会損失と過剰在庫の相反する関係をバランスよく調整する努力が、広義の在庫管理の範囲になります。


<在庫管理の考え方> 

在庫は必要悪という考え方

在庫は絶対悪という考え方

トヨタの在庫の考え方

SCMでの在庫の考え方
 

生産管理では、在庫の存在理由はあまり意識しないんことが多いです。
営業からの受注情報や生産計画に基づいて生産すればそれで終わりというのではだめです。
生産管理として捉える在庫と経営上在庫の考え方には、相違があるのでこのあたりは意識しておく必要があります。

 

 

 

 

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